家具について
2025-05-20
欲しいサイズ、あきらめないで。“家具の駆け込み寺”のような存在になりたいです。
最近、お客様からこんな声をよくいただきます。
「この場所で使いたいテーブルがあるけれど、規格サイズと合わなくて諦めた」
「合わせたい高さのカウンターに高さの合う椅子が見つからない」
「ネットではサイズ感がわかりにくくて、なかなか決められないから誰かに相談したい」
家具って、見た目や素材ももちろん大事ですが、サイズが合ってこそ、本当の使いやすさが生まれます。
だからこそ、たかやま木工所では——
「サイズで困ったときに相談できる、駆け込み寺のような存在」
になりたいと思っています。
「あと5cm短ければ…」
「椅子の座面をちょっとだけ高くしたい」
そんな“ちょっとしたことだけど大事な”こだわりも、ぜひ一度ご相談ください。
たかやま木工所では、受注してから製造に入る受注生産スタイルで注文をお受けしています。
もちろん、すべての希望を叶えることは難しいです。ですが、ご注文の一つひとつに耳を傾けて、
生活の中にちゃんと馴染む家具をお届けすることを大切にしています。
“ちょうどいい”を、あなたと一緒に見つけていけたらうれしいです。
木のこと、空間のこと、サイズ感のこと——
お気軽にご連絡ください。こちら画面右側のContact Usでお待ちしています!
ここに来れば、ちょっと安心できる。
そんな木工所を目指して、今日もコツコツと木と向き合っています。
2025-05-16
座面張り替えできます | MC-01ペーパーコードチェア座面
manuf(マニフ)の椅子は修理ができます。
もちろん、たかやま木工所の椅子も修理ができます。
今回は、ペーパーコード座面の編み替えのご依頼です。
切れたりほどけたりしている座面を編み直します。他のところは問題ないのですが、部分的に
編むことができませんので、カットして全部取り外してから新しく編んでいきます。
何度でも編み替えできますので、長く長くお使いいただけます。
木製の部分も経年による味が出てきて、他にはないステキな自分だけの椅子に育っていきます。
大事に使っていただき、ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
※レザー(合皮・布)の座面がヘタってしまった場合など、座面の交換、張り替えができます。
長く大事に使っていただき、ありがとうございます。
※回転椅子の場合だけは、脚が折れてしまった場合も脚の修理が可能です。
※その他、修理が必要な場合はお気軽にご相談いただけたらと思います。
2025-05-15
カウンターチェア | 新製品、足のせ台について
本日は、カウンターチェアとカウンタースツールの新製品の試作検討会でした。
見た感じも大事ですが、椅子なので座ってみることもとても大事。
カウンターチェアのため、足のせ台の高さ検討もします。
2脚は違う製品ですが、座面の高さも同じ、足のせ台の高さも同じで作っています。
ですが、左の椅子の足のせ台高さは問題ないのに、右側の椅子の足のせ台高さは高すぎる。
もう少し低い方がしっくりくる。どうしてだろうと考えていると、座面の奥行サイズの違いでそのように
感じるようです。右側の椅子は、座面奥行が狭いデザインのため、座った時の姿勢が自然と前に傾いている。
当然、足も一緒に下がる。そういうわけで、右側の椅子だけ足のせ台の高さに違和感が出てきてしまいました。
改良です。次は、50mmほど下げて作ります。
新製品は、座面高さ(SH)700mmのカウンターチェアとカウンタースツールです。
1mほどの高さのカウンターテーブルに合わせてもらうことができます。
用途に合わせて、高さ別注可能な製品になります。
販売が開始しましたらお知らせしますので、ご検討いただけたら嬉しいです!
よろしくお願い致します!
2025-05-12
チェアの別注承りました!
座面の奥行を32cm程度に仕様変更する別注チェア製作を承りました。
同じく32cmの奥行のカウンターテーブルに合わせられるとのことでした。
今回の場合は大きな部材の形状変更はありませんでしたが、念のために試作を製作してからお客様に納品分の
組み立てに掛かります。
チェアの場合、ちょっとした仕様変更に感じるようでも実は大がかりな部材変更になってしまうことがあります。
そのような場合はご注文をお受けできないことがありますが、一度お気軽にご相談いただけたらと思います。
ご相談いただく際、使いたい場所や使いたい用途をお知らせいただくと、ご希望に添えない場合も違ったご提案が
できるかなと思います。
お客様にぴったりのチェアを一緒に作り上げるお手伝いをさせていただけたら嬉しいです。
※試作には、現在の製品ラインナップに使いづらい大きな節ありの木材を使用しています。
2022-11-17
背付きスツール
シンプルなスツールに、低めの背板がついています。
持ち運びもしやすく、背板がないものより少しだけお尻には安心感。
何より少し背板があるだけで、とてもいい雰囲気になると思います。
2022-04-20
ネコといっしょスツール
ネコ家具です。
寝るときだけでなく、爪をとぎにもいい場所になるのでは?と人間は思います。
私が腰かけたときに隙間から顔を出してくれたら、、、
いっしょの時間を過ごしていて、私のことも気にしてくれているようで何となく嬉しいです。
サイズ : W572 D390 H480 SH(座面髙)470
座面下部 : ペーパーコード(紙紐) 本体 : オーク材(レッドオーク)
オイル塗装 ・ トップコート仕上げ
座面のレザーは、引っ掻きにも弱くないものを使用しています。
下段のペーパーコード座面は、爪とぎ用というわけではありません。
両座面とも、張替え、編替え可能です。
2021-07-01
ウッドショック
今、木材価格が大変なことになっています、、、ウッドショックと呼ばれています。
昨日、材料屋さんから連絡が入り、国産の桧材の値上げ。かつてない値上げ幅、、、
最近、国外の材料が随分と値上がりしてしまいました。こちらもかつてない程に。
金物屋さんも値上がりするとのこと。
当工場でも値上げをさせていただかなくてはならない状況です。
お客さまには、すごく申し訳ない気持ちでいっぱいです、、、
値上がりしたから、という理由だけではありませんが、これからはもっともっと
大事に木材を使っていかなくてはなりません。
ご実家で使われていて、今は大きすぎて使いにくいといったテーブルなど、リメイク
してきれいになったりしますので、ご相談いただけるとお力になれるかもしれません。
お気軽にご連絡いただけると幸いです。
2021-06-17
こどもつくえ製作中
新製品の『こどもつくえ』。
展示室のソファの前に置いてあったので、ちょこっと使ってみました。
ソファに座って、ちょうどよいです!!
15インチのノートパソコンを置いて、ちょこちょこっと作業を。
大きさもいい感じです。
子供たちが大きくなって使わなくなったとしても、ソファの近くに置くのも
いいんじゃないかなと思います。
2021-05-17
松脂(マツヤニ)
当工場では、パイン材(マツ)を使ったローテーブルなども製造しています。
無垢材ですので、時どき『マツヤニ』と言われるパイン材特有の樹脂が出てくることがあります。
時間が経つとベタベタして取れにくくなってしまうため、見つけたらこまめに拭き取ってもらうと
大丈夫です。
ちゃぶ台として、なかなかの台数を出荷させてもらっていますが、ヤニが出たがどうしたら良いかと
いうお問合せは1年に1件あるかないかです。そんなに頻繁に見かけることはありませんし、人体に害
のあるものではありませんのでご安心ください。
このヤニのおかげで、パイン材にいい感じの飴色を出してくれています。
野球で滑り止めなどとして使われる『ロジン』。
息子が少年野球チームに入っていて、たまに目にします。
そのロジンは、マツヤニも原料として使われています。
パイン材は加工もしやすいので、おうち時間でDIYしてみられるのもいいかなと思います。
その際、ヤニが出てきても拭き取ってもらうと大丈夫です。安心して、使ってみて下さい。
2021-05-14
6年生の宿題にも。
丸いテーブル天板に逆円形の凹み加工(切欠き加工)。
小さいお子さんに向けて考えたオプションでした。
うちの小学6年生男子、毎日ここに座って宿題をしていることに気づきました。
どうしてか本人に尋ねてみると、この場所の方が書きやすいとのことでした。
机もちゃんと持っているのですが、弟とふたりでローテーブルに向かい合って
宿題をやっています。
ちなみに10ヵ月の赤ちゃんが座ると、こんな感じになります。
テーブルと椅子との隙間が少ないので、ころんと椅子から落ちることも少ないです。
食べこぼしも、まん丸天板よりはテーブルから下に落ちにくくなります。
大人でもなんとなく、この場所に座ってしまいますし、書き物などちょっとした作業を
する場合も、切欠いていることで肘が天板から落ちないので作業しやすくなります。
なかなかおススメな加工です。
2021-05-13
桜について②・・・実はカバです。でも、とても綺麗です。
家具の材料としての桜とは、主に『樺桜(かばざくら)』といいます。
実際のところは、サクラではなくカバノキの一属です。
サクラの一種にもカバザクラと呼ばれるものがありますが、『蒲桜』と書きます。
同じ呼び名ですが、全く違う樹種なんです。
桜に木目が似ていて、比較的安価に入手できることから、桜の代用品として樺が使われる
ようになり樺桜と呼ばれるようになったのでは、ということのようです。
比較的安価とは言われますが、私には十分お高い材料だと思います。
家具やフローリングによく使われていますので、みなさんも目にされるのではないかと思います。
家具では、赤茶色系の塗装をすると民芸家具のイメージで仕上がります。
画像は、クリアオイル塗装にお手入れいらずのトップコート仕上げです。木目が出て、とても綺麗
なんです。
私の家にもフローリングに樺桜が使われています。築12年ほど経ちますので、残念ながらツヤがなく
なってしまっています。
またワックスをかけなくてはいけませんね。やはり、ある程度はお手入れ大事です。
お手入れ大事!とは分かっているんですが、ズボラな私は面倒だなと感じてしまいます。
そこで、当工場で製造しているテーブルです。
私のようなズボラな人にもお手入れがいらないような塗装をしており、安心してお使いいただけます。
普段のお手入れといえば、台拭きで拭いていただくくらいです。
どうしても経年劣化で、だんだんツヤはなくなってきますが、表面を削って塗装をやり直せば、また
新品のようにピカピカになります。使い方にもよりますが、15年~20年後くらいでしょうか。
何故か、表面を削っても紫外線による日焼は完全には取れないのですが、それが返っていい感じになります。
今まで使ってきた家族の歴史が完全になくなってしまうのも寂しいので、私は全くの新品のようにならない
それくらいの感じがちょうどいいんじゃないかなと思います。
2021-03-24
Yチェア編み上がりました
先日、お預かりしていたYチェアが編み上がりました。
編み始めると、スイスイスイっと編んでいけます。
時間はそんなにかからないですが、きれいに編むには調整が難しいです。
集中です!!
当工場で作っているチェアの編み方(鹿の子編み)は、Yチェア編みほどの
気遣いはいらないのですが、根気と長時間の集中力が必須です。
鹿の子編みは、ただただ編んでいく感じなので、編んでいる間は無になれます。
無になりたい時には、是非お試しください。
2021-03-16
座面張替えのご依頼です。
Yチェアの座面張替えのご依頼がありました。
ご縁があり、こちらを訪ねてこられたお客さまでした。
随分前に購入されたとのことでしたが、木の部分には特にひどいガタつきもなく、
問題なく座面の編み直しができそうでした。
大事に使われていたんだな、と嬉しい気持ちになりました。
弊社の工場の製品でなくても、大事に使われているテーブルやチェアなどと
出会いますと、いつもとても温かい気持ちになります。
ご依頼ありがとうございます!
2018-03-19
ペーパーコードチェア修理
先日、依頼されたペーパーコードチェアの編みなおしをさせていただきました。
主材はパインのような針葉樹系の木材でしたが、中の幕板の部分などは、ブナのようなもので堅い木を使ってありました。
全体的にはとてもきれいに残っていましたが、座の前の部分が切れていて、接着剤で補修してあるのが見られました。
ちょうど体重がかかる部分で、しかも表だけ編んであるタイプで、どうしても長年使っていくと痛みやすいところでもあります。
こちらは修理した後のものです。以前のものは釘を使って、表面しか編んでいない状態でしたが、今回は裏まで編んで強度をもたせました。
時間はかかってしまいましたが、フレームの方のがたつきや抜けているところもなかったので、これでまた長く使えるようになると思います。
今回、こうやって修理をして考えさせられたのは、確かに時間をかけてやれば丈夫にそして長く使えるようになると思いますが、やはりその分手はかかってしまいます。
修理する前のやり方ならば、おそらく1日に2脚ほどは編めるのではないかと思います。今回のやり方では、1日に1脚程度しか出来ません。
いわゆる生産性?というやつでしょうか。ただこれは考え方の問題でありどちらが正しいということではないと思います。
自分たちが大切にしている考え方を進める方法論の違いと言いましょうか、改めてどういった思いでものづくりをしているのかを考えさせられた依頼でした。
2018-02-22
ペーパーコード編み作業
写真は編み作業途中のものです。もう横の編み作業に入って残りあと半分といったところでしょうか。なぜこんな裏側の写真を撮ったのかと言いますと、manufの椅子はきちんと裏まで編んでいるんですよと、教えたかったからです。ペーパーコード編みの椅子でも、色んなパターンの編み方があります。現在、修理を依頼されている椅子は裏は通さず、折り返したような編み方をしています。(詳細はまた後日お伝えします)この編み方ですと、紐の使用量も少なくて済みますし、何より早く仕上げることができます。しかし、いかんせん上面だけで体重を支えることになりますので、紐へのダメージが大きくなります。実際この椅子も紐が切れてしまって、修理をしています。これはどちらが正しいとかいう問題ではありません。何を重視しているのかということだと思います。manufの家具は長く使え、そして人から人へ受け継がれるような家具を目指しています。その為に、時間はかかりますが写真のような編み方をしています。さてもうすぐ完成だ!
2018-02-09
力加減にご注意
PCコートハンガーの450サイズです。このサイズで、初めてナイト(黒)で編みました。
これまではワラ(きなり)で編むことばかりでしたので、力加減に注意しながらの作業でした。
なぜかというと、ワラとナイトでは紐の伸び具合といいましょうか、引っ張ると太さが変わってしまうので、
同じような力で編んでいくと収まる本数が違ってきてしまうのです。
いつも同じ色ならいいのですが、そうもいきませんので毎回途中途中で確認しながらの作業になります。
人によっても力加減は変わってくるので、基本的には最後まで一人の職人さんが編むようにしています。
2017-05-16
職人さんの足元
職人さんの足元には小さな四角がぱらぱらと落ちていました。
部材の長さを揃えるために切り落とされた四角たちです。
木屑が落ちていたり、もう少し大きな端材が落ちていたり、その時その時で違った足元が見られます。
2017-05-06
オーク材のデスク
先日、オーク材のデスクを納品してきました。
manufのラインナップのものではありませんが、別注でお作りさせていただきました。
お客さまのご要望で、鉄製のデスクの脚をお取り寄せしました。予想通り、とてもとても
かっこよく仕上がり、ご満足いただけました。
こんなすてきな事務所で使っていただけるなんて、私たちもうれしいです。
天板・・・オーク材 30mm厚 木地色
脚・・・・・鉄製(取寄せ)
2017-04-27
コートハンガー450・750
先日、大川の展示会にて出展してきました。
かわいいね~と足を止めていただき、何件かご注文をいただきました。
ただ今、作成中です!早く、お客さまの元へお届けできたらと思います。
そして今回の展示会ですが。グリーンの壁に大きなロゴ・・・
注文していたものよりはるかに大きいもの。あまりの大きさに少々恥ずかしい気もしました。
おかげで遠くからもとても目立っていました。
結果、良かったのかな・・・
2017-03-11
今、欲しいのは?新商品開発しました!
オンラインストアの開設と同時に新商品の開発も進めていました。基本的にオンライン限定での商品にしようと思っていましたので、今自分たちが欲しいものを形にしよう!というところからスタートしました。
はじめはダイニング関連のものを考えていましたが、それにとらわれないのでもいいのでは?ということになりました。するとすぐに今回開発したコートハンガーの案が出てきました。
自分たちの子供が増えていくと同時に保育園のかばんや帽子など様々なものが増えていき、そこらじゅうに物が散乱するようになってしまいました。子供たちにとっても片付ける場所があった方が習慣にもなりますので、これこそまさに今自分たちが欲しいものでした。
はじめは、棚をつけたりして収納の機能をメインに考えていたのですが、置き場所のシュチュエーションや日々の暮らしの場面を想像しながら、形にしていきました。壁にぴったり付けれるほうが置き場所も困らないとか、玄関先で靴をはいたりするのに座れたほうがいいのでは?など具体的なものが見えていき、最終的にハンガーとしての機能だけでなく座れるもの、スツールとしても単体で使えるような2通りの使い方ができるような形になりました。
今回デザインしていただいた品川さんも2人のお子さんがいらっしゃるということで、洋服をかける部分もかわいらしいほっこりできるデザインにしていただきました。
座れる部分はペーパーコード(紙紐)で編んであります。チェアーと同じで手編みです。小さい方で、約4時間。大きい方は6時間ほどかかります。
サイズなどはオンラインストアをご覧下さい。 オンラインストアはこちらです http://manuf.shop-pro.jp/
まずは3月18日、19日に行われる「大川 春の木工まつりin JR博多シティ」に持っていき反応を見たいと思います。
その次は4月8日、9日の本番、「春の大川木工まつり」でもお披露目したいと思います!
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